東京銀座歯科

Updated on 2019年11月17日 in 歯科医院HP
0 on 2019年8月18日

歯科医院名:東京銀座歯科

サイトURL:https://www.tg-ic.com/

 

ガイドライン違反事項.1

違反箇所:https://www.tg-ic.com/exp/

 

問題点:体験記と称した”患者様の声”を掲載している。動画もあり複数視聴したがどれも治療の効果などの感想が含まれている。

 

違反根拠:医療広告ガイドライン 第3-1-(5)

患者等の主観に基づく、治療等の内容又は効果に関する体験談

省令第1条の9第1号に規定する「患者その他の者の主観又は伝聞に基づく、治療等の内容又は効果に関する体験談の広告をしてはならないこと」とは、医療機関が、治療等の内容又は効果に関して、患者自身の体験や家族等からの伝聞に基づく主観的な体験談を、当該医療機関への誘引を目的として紹介することを意味するものであるが、こうした体験談については、個々の患者の状態等により当然にその感想は異なるものであり、誤認を与えるおそれがあることを踏まえ、医療に関する広告としては認められないものであること。
これは、患者の体験談の記述内容が、広告が可能な範囲であっても、広告は認められない。
なお、個人が運営するウェブサイト、SNSの個人のページ及び第三者が運営するいわゆる口コミサイト等への体験談の掲載については、医療機関が広告料等の費用負担等の便宜を図って掲載を依頼しているなどによる誘引性が認められない場合は、広告に該当しないこと
※省令=医療法施行規則のこと

 

補足:

医療機関が広告料等の費用負担等の便宜を図って掲載を依頼しているなどによる誘引性が認められない場合は、広告に該当しないこと。

→ したがって、Googleクチコミなどにお金を払って良いクチコミを投稿するのは、広告に該当することになります。広告に該当するということは、上記内容を違反根拠として広告としては認められないということになるはずです。

 

ガイドライン違反事項.2

違反箇所:https://www.tg-ic.com/case/

 

問題点:広告可能事項の限定解除の要件等を満たしていないBefore/Afterの掲載

 

違反根拠:医療広告ガイドライン 第3-1-(6)

治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等

省令第1条の9第2号に規定する「治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそ れがある治療等の前又は後の写真等を広告をしてはならないこと」とは、いわゆるビフォーアフ ター写真等を意味するものであるが、個々の患者の状態等により当然に治療等の結果は異なるものであることを踏まえ、誤認させるおそれがある写真等については医療に関する広告としては認められないものであること。
また、術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容、費用等に関する事項や、治療等の主 なリスク、副作用等に関する事項等の詳細な説明を付した場合についてはこれに当たらないものであること。
さらに、当該情報の掲載場所については、患者等にとって分かりやすいよう十分に配慮し、例 えば、リンクを張った先のページへ掲載したり、利点や長所に関する情報と比べて極端に小さな 文字で掲載したりといった形式を採用しないこと。
なお、治療効果に関する事項は広告可能事項ではないため、第4に定める要件を満たした限定 解除の対象でない場合については、術前術後の写真等については広告できない。

 

ガイドライン違反事項.3

違反箇所:https://www.tg-ic.com/dr/nakahira/

 

問題点:経歴の記載について、①研修の受講はサイトで掲載できない(広告可能事項ではない)、②専門性に関する認定を受けたようですが、認定団体などの記載がない。なお、仮に認定団体を明記したとしても、認定団体が厚生労働大臣に届出をした団体でなければ掲載できない。

 

違反根拠:医療広告ガイドライン 第5-4-(8)  法第6条の5第3項第8号関係

まず、法第6条の5第3項第8号関係とは何かを説明いたします。法は「医療法」のことで、医療法法第6条の5第3項第8号は以下の内容となります。

第六条の五 第1項
何人も、医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して、文書その他いかなる方法によるを問わず、広告その他の医療を受ける者を誘引するための手段としての表示(以下この節において単に「広告」という。)をする場合には、虚偽の広告をしてはならない。

第六条の五 第3項
第一項に規定する場合において、次に掲げる事項以外の広告がされても医療を受ける者による医療に関する適切な選択が阻害されるおそれが少ない場合として厚生労働省令で定める場合を除いては、次に掲げる事項以外の広告をしてはならない

第8号
当該病院又は診療所において診療に従事する医療従事者の氏名、年齢、性別、役職、略歴その他の当該医療従事者に関する事項であつて医療を受ける者による医療に関する適切な選択に資するものとして厚生労働大臣が定めるもの

第六条の五第3項の次に掲げる事項の中に、第8号が入っているということになります。こちらの内容に関しての医療広告ガイドラインでの説明が、医療広告ガイドライン 第5-4-(8) ということになります。

 

医療広告ガイドライン 第5-4-(8)
「当該病院又は診療所において診療に従事する医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療 従事者の氏名、年齢、性別、役職、略歴その他のこれらの者に関する事項であつて医療を受ける者による医療に関する適切な選択に資するものとして厚生労働大臣が定めるもの」については、当該病院又は診療所において診療に従事する医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療従事者に関する事項について、医療を受ける者による医療に関する適切な選択に資するものとして厚生労働大臣が定めるものについてのみ、限定的に広告可能としているものであること。

広告告示により定められている広告可能な事項は、「当該病院又は診療所において診療に従事 する医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療従事者の氏名、年齢、性別、役職及び略歴」 (広告告示第1条第1号)及び「次に掲げる研修体制、試験制度その他の事項に関する基準に適合するものとして厚生労働大臣に届け出た団体が行う医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の 医療従事者の専門性に関する認定を受けた旨」(広告告示第1条第2号)である。
注:広告告示はサイト内リンクです!

 

厚生労働大臣に届け出た団体が行う〜医療従事者の専門性に関する認定を受けた旨は、広告可能とあります。したがって、厚生労働大臣に届出を行なっていない団体が行なった専門性に関する認定は広告できません

 

そこで、東京銀座歯科の歯科医師の方の経歴ですが..

  • 口腔インプラント専修医認定
  • 口腔インプラント医認定

とあります。これでは、厚生労働大臣に届け出た団体なのか否かわからないため、東京銀座歯科の歯科医師の方の経歴は、誇大広告に該当します。補足として、医療広告ガイドライン 第5-4-(8)-イ(一部省略)をご覧ください。

医療広告ガイドライン 第5-4-(8)-イ
イ 医療従事者の専門性に関する認定を受けた旨
次に掲げる研修体制、試験制度その他の事項に関する基準に適合するものとして厚生労働大臣に届け出た団体が行う医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療従事者の専門性に関する認定を受けた旨を広告できるものであること。

1 専門性資格

a 広告告示第1条第2号イからリに掲げる基準を満たす団体が厚生労働大臣に届出を行った場合は、当該団体が認定するいわゆる専門医等の資格を有する旨を広告しても差し支えないこと

d 専門性の資格の広告が可能であるのは、当該医療機関に常時従事する医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療従事者についてだけではなく、非常勤の医師等の医療従事者についても広告可能とするが、常時勤務する者と誤解を与えないよう、非常勤である旨や勤務する日時を示せば差し支えないものとすること。常時勤務する者以外について、常時勤務している者であるかのように誤認を与える広告については、誇大広告として扱うこと が適当であること。

e 厚生労働大臣が届出を受理した場合には、厚生労働省は、当該団体名及び当該団体が認定する専門性の資格名の一覧を各都道府県あてに通知するとともに、厚生労働省ホームページ(www.mhlw.go.jp)により公表することとするので、個別の広告が広告規制に抵触するか否かを判断する際の参考にされたいこと。

f 実際の広告の形態は、主に次に示すようなものを想定しており、専門性の認定を行った団体を明記すること。

【具体例】

・ 医師○○○○(○○学会認定○○専門医)

・ 薬剤師○○○○(○○学会認定○○専門薬剤師)

専門性の資格は、各関係学術団体が認定するものであるので、例えば、「厚生労働省認定○○専門医」等は虚偽広告として扱い、単に「○○専門医」との標記も誤解を与えるものとして、誇大広告に該当するものとして指導等を行うこと。

 

また、過去に取り上げた歯科医院サイトでも研修の経歴を大量に掲載している歯科医師の方(例:岩本歯科・ライオン歯科)がおりましたが、実はこちらも医療広告ガイドライン違反。以下が、その根拠

医療広告ガイドライン 第5-4-(8)-ア
4 当該病院又は診療所において診療に従事する医療従事者の略歴
医師又は歯科医師等の医療従事者としての経歴を簡略に示すものとして、生年月日、出身校、学位、免許取得日、勤務した医療機関(診療科(広告が可能な診療科名に限る。)、期間を含む)等について、一連の履歴を総合的に記載したものを想定したものであること。
記載する事項は、社会的な評価を受けている客観的な事実であってその正否について容易に確認できるものであり、専門医や認定医等の資格の取得等は含まれないものとして取り扱うこと。
なお、研修については、研修の実施主体やその内容が様々であり、医療に関する適切な選択に資するものとそうではないものの線引きが困難であることから、広告可能な事項とはされておらず、広告が認められていない事項であることに留意すること。

ここでは、医療従事者の略歴に専門医/認定医等の資格の取得等は含まれないとありますが、こちらにつきましてはすでに言及した通りです。問題は「なお」からです。

 

岩本歯科:院長紹介

https://www.the-implant.or.jp/doctor

ライオン歯科:理事長プロフィール

https://www.implantcenter.ne.jp/doctor

上記の理由から、医療広告ガイドラインを守ると、こちらのお二人の経歴欄はほぼ空っぽになる可能性が高いです。

 

 
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