札幌インプラント・矯正デンタルクリニック

Updated on 2019年11月17日 in 歯科医院HP
0 on 2019年8月20日

歯科医院名:札幌インプラント・矯正デンタルクリニック
サイトURL: http://www.sapporo-implant.com/

 

医療広告ガイドライン違反事項.1

違反箇所:
http://www.sapporo-implant.com/implant/example.php
http://www.sapporo-implant.com/orthodontic/example.php
http://www.sapporo-implant.com/esthetic/example.php

問題点:

広告可能事項の限定解除の要件等を満たさずにBefore/Afterを掲載している

 

違反根拠:

医療広告ガイドライン 第3-1-(6)
治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等

省令第1条の9第2号に規定する「治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそ れがある治療等の前又は後の写真等を広告をしてはならないこと」とは、いわゆるビフォーアフ ター写真等を意味するものであるが、個々の患者の状態等により当然に治療等の結果は異なるも のであることを踏まえ、誤認させるおそれがある写真等については医療に関する広告としては認 められないものであること。
また、術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容、費用等に関する事項や、治療等の主 なリスク、副作用等に関する事項等の詳細な説明を付した場合についてはこれに当たらないもの であること。
さらに、当該情報の掲載場所については、患者等にとって分かりやすいよう十分に配慮し、例 えば、リンクを張った先のページへ掲載したり、利点や長所に関する情報と比べて極端に小さな 文字で掲載したりといった形式を採用しないこと。
なお、治療効果に関する事項は広告可能事項ではないため、第4に定める要件を満たした限定 解除の対象でない場合については、術前術後の写真等については広告できない。

 

 

医療広告ガイドライン違反事項.2

違反箇所:

歯科医師紹介ページ http://www.sapporo-implant.com/outline/

 

問題点:

学会などの会員の掲載・広告可能事項の限定解除要件等を満たさずに認定医・指導医などの掲載

 

違反根拠:

具体的な違反根拠は、池袋デンタルクリニックサイトのチェックで説明いたしましたのでご覧いただけると幸いです。

東京 池袋デンタルオフィス

 

 

医療広告ガイドライン違反事項.3

違反箇所:

各ページのヘッダーとフッターなど http://www.sapporo-implant.com/

 

問題点:

審美歯科という表示

 

違反根拠:

医療広告ガイドライン 第5-4-(2)-ア-(v)-②
広告することができない診療科名の表示について

法令上根拠のない名称や、組み合わせの診療科名のうち、診療内容が明瞭でないものや、医学的知見・社会通念に照らし、不適切な組み合わせである名称については、患者等に対して適切な受診機会を喪失させることに繋がるとともに、不適切な医療を提供するおそれがあることから、これらを診療科名とすることは認められず、医療機関が当該不適切な診療科名を広告することは、法に規定する罰則をもって禁止されているところである。

② その他法令に根拠のない名称については、診療科名として広告することは認められない。

具体的には、以下に例示する名称は診療科名として認められない。

◎歯科に関係する名称

「インプラント科」、「審美歯科」など

なお、これら法令に根拠のない名称と診療科名とを組み合わせた場合であっても、その広告は認められない。

 

とすると、各医院で「審美歯科」という表示をよく見かけると思いますが、あれはすべてアウト。

 

では、どう表記をすれば良いのか?を考えてみたいと思います。この医院を取り上げたかった理由はこのため。

 

ガイドラインQAに以下の内容があります。

Q3-18 歯科診療における「審美治療」は、広告可能でしょうか。

A3-18 「審美治療」という表現で行われる医療行為については、様々な治療の方法が含まれ、そのいずれの治療を提供するのかという点が明確ではなく、誤認を与える可能性があると考えられ、広告できません。

なお、患者等が自ら求めて入手する情報を表示するウェブサイトなどについては、 広告可能事項の限定解除要件を満たした場合には、広告可能事項の限定を解除可能です。

また、個々の治療の方法については、例えば、「ホワイトニング」について、医薬品医療機器等法上の承認を得ている医薬品を使用し、自由診療である旨及び標準的な費用を記載する場合には、広告可能です(広告告示第2条第1号から第5号)。

 

審美歯科はNGですが、審美治療ならOKのようです。ただし、①広告可能事項の限定解除要件をみたし、また、②医薬品医療機器等法上の承認を得ている医薬品を使用し、自由診療である旨及び標準的な費用を記載する場合は、可能と解釈することができます。①と②のどちらかを満たしていれば良いというわけではなく、①と②の両方を記載する必要があると解釈すべきところだと思います。

したがって、こちらの医院の場合、①と②を満たしていれば、

「審美歯科」はNGだが、「審美治療」はOKとするのが妥当ではないかと考えます。

ところで、「審美」領域でセットのように見かける「セラミック矯正」なるものは広告掲載可能なのか?という疑問を持ちました。

「矯正」の定義ですが、”歯列矯正(しれつきょうせい)とは、歯列の不正を治すこと。wikipedia
とあり、セラミックの歯を使って、歯列の不正を治すという意味合いで「セラミック矯正」と名付けたのかもしれません。(正しいかどうかは保証できません)

一般的な歯列矯正は、半年1年と多少長い時間かけて治療していくものと理解していますが、「セラミック矯正」の場合は短期間。ある意味「プチ矯正」。

そこで、ガイドラインQAに以下のような記載があります。

Q2-4 美容医療等の自由診療において、「プチ~」といった短時間で行える、身体への負担が比較的少ない、費用も手軽である、といったような印象を与える表現は、広告可能でしょうか。

A2-4 提供する医療の内容等について、事実を不当に誇張した表現や、誤認させるおそれがある表現は、誇大広告に該当する可能性があります。

プチ〜は誇大広告に該当する可能性があるとのこと。セラミック矯正もこれに該当するような印象がないわけではないですが、少なくとも審美的な内容をサイトに記載するのが一般的ですから、上述の審美治療同様に①広告可能事項の限定解除要件を満たし、②医薬品医療機器等法上の承認を得ている医薬品を使用し、自由診療である旨及び標準的な費用を記載するなどを心がける必要があるかもしれません。

 

※他にもドックスベストセメントなるものもありましたが、こういう専門的な論評は有名な歯科医師先生のサイトにお願いすることで…当サイトでは避けます。

 

 
  • Liked by
Reply